廊下に転がっているのは、課長に渡すはずだった弁当箱。 せっかく昨日の夜から仕込みをして一生懸命作ったのに。 あ~あ。 きっと、この中、ぐちゃぐちゃだ。 私は痛みの走る体を起こして、弁当箱を拾った。 最初から、見込みがあるとは思ってなかった。 ただ勢いだけで行動して、後先考えず突っ走ってた。 何やってんだろ。 今までの自分はこんなんじゃなかったのに。 あんな性悪な課長。 こっちから願い下げだ。