物音をたてないように、ドアの陰に隠れて中を覗きこむ。 薄暗い部屋。 柔らかい灯りがついているのは、課長のデスク。 それも、ひとり。 お疲れの様子の課長は、椅子に座りながら伸びをし、首をグルングルン回していた。 ああ、その横顔も素敵。 昼間はしっかり締めていたネクタイも、今ではダランとだらしなく垂れていて。 シャツを捲りあげた袖口から出ているのは、筋肉質な腕。 きゃぁぁぁぁっ!! カッコイイっ!! 「それは、キミの趣味なの?」 ……へ?