「課長…… 課長の言っていたことって、本当だったんですね」 バラを見ながら、課長に言う。 「信じたか?」 「まだ混乱してますけど、嘘じゃないってことはわかりました」 私が言うと、隣からフッと、笑い声が聞こえた。 課長を見上げる。 太陽の日差しに照らされた課長の金髪が、キラキラと輝いていた。 「吉井。 俺の事を、もっと教えてやろうか?」 課長が、私を見下す。 とても柔らかい表情で。 少し気持ちの落ち着いた私は、微笑みながらコクンと頷いた。