弱み・・・。


ここに来るまでのあたしは


そんなもの1つもなかった。


でも人間1つは持ってるものよね。


あたしも人間らしくなったってことかしら?


「わかったわよ。でも手は出させないわ」


「まぁ、出来るものならな」


あたしは返事を聞き、時雨たちに駆け寄る。