手加減。 「アイツ、片づけたんだ?」 「ええ。動けない程度に刺したわ」 「殺さなかったの」 「ええ。もう殺さないと決めたの」 青龍にいるために。 これ以上、血を流さないために。 「偉いね。・・・暴走族は基本素手だけど、この場合は仕方ないよね!?」