「はっ。そうかよ」


「アナタ学校はいいの?」


「別にかまわねぇ。お前を連れてくるために通ってただけだしな」


そう・・・。


学校が楽しかったわけじゃない。


あたしは彼らがいるから行っていたのかもしれない。


「ここが俺らのアジトだ」


目の前にあるのは大きな屋敷。