「おい待てって!!」


この日は監督にこっぴどく怒られ、いつもの倍の練習メニューをさせられた。






帰宅してから俺は姫華にメールを打つか迷っていた。


まずは第一歩として…
一緒に帰るのに誘おう!!


俺は震える手でメールを打ち、思いきって送信ボタンを押した。




『送っちゃった…。』




俺は送信完了画面を見つめ、ポスンとベッドに座った。






ピロリロリン♪


『うわっ』


俺は携帯の音にビビり、携帯を落としそうになった。


『あっぶな…。』


俺は受信ボックスを開けると姫華からだった。


返事はっと……。




『一緒に帰ろう!?


ヨッシャーーッ』


俺は今日2回目の雄叫びをあげた。






―優哉side終わり―