「…後はお前に…任せる」



「は?」



「あの店…を…お前に…や…る」



「あれはあんたの店だろーが。何寝ぼけた事言ってんだ。俺はホストを辞めて別の道に行くって決めてるんだ」



「夜月!オーナーの…言う事を聞け。あの店を…店を守って欲しいんだ」



目が虚ろになりながら
言う神田川に対して
夜月は反抗した様に言う。



「俺に指図するな。誰がテメェの店なんか」



その瞬間、神田川の心臓が停止。