それからはもう。 大人の話しも聞かず、相槌もままならないくらいに玲をガン見してた。 その玲はすました顔で話してるんだけど。 気に入らない。 『さあさあ、じゃあ若い二人で話しでもしたらどうかしら?』 『そうですね、それでは私たちは…』 いつの間にやら父親どうし、母親どうしで仲良くなったらしく。 和気あいあいとしながら部屋をでていった。 そのとたん。 「まー――――う!!」 「ぎゃっ!!」 玲が飛びついてきた。