「……早くしてよ。首締めても、刺されても殴り殺されてもなんでもいいから――」
「そんなん、出来るわけねえだろ…」
「……じゃあいい。自分で死ぬ。」
舞憂はそう言い放って、ふらふらした足取りでキッチンに向かう。
くっそ!なんでこの部屋、キッチンとかあんだよ!
「やめろよ、舞憂!」
舞憂を止めるべく、追いかける。
部屋のキッチンに目当てのものはなかったらしく、部屋から出て行ってしまった。
どうにかして、止めねえと。
舞憂は強情だからマジでやっちまう…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…