「ねえ。」 は、何? 「近付いても、いいですか?」 何言ってんだか… そう思って顔を向けたら、そいつはもういなくて。 あれ?どこ行った…… ぐいっ! 「はっ?」 しまった、油断した… 「ははっ」 耳元であの気持ち悪い声が聞こえて、鳥肌がぶわっとたつ。 ムニ… 柔らかい感触………って! あたし、キスされて………る…!?