話には適当に相槌を打って、ぺたぺた笑顔を貼り付けて。 もう、早く終わってくんないかなってずっと願ってた。 なのに。 「では、後は若いお二人で。」 相手の父親が、そう言った。 あたしの意識はいやでもこの場所に戻ってくる。 「そうですわね、あなた。では私たちはこれで。」 『舞憂、がんばるのよ!』 …なんてことだ。 まじ、やめて…… あたし達をおいて、大人三人は部屋を出て行く。 ああああ… パタン。 あたしは、小さな部屋に閉じ込められた。