「なにそれ。てか、誰?それ。」 まあ、舞憂が総長を知ってるわけがない。 あの人、普段は人見知りだし。 「玲、まだここにいる?」 「ん?」 「あたし、家に帰ろうと思うんだけど。」 家? もう、あの男はいねぇのか? 「シンならいないし。玲に話もあるしね。」 そういうことで、二人で舞憂の家に帰った。