また、その次の日。





ガラガラガラッ!



しまっていた倉庫のドアが開く音がして、そっちに目を向ける。





辺りの族は、今はここに手を出さない。


――総長のいない族をつぶしても意味がないから。






じゃあ、誰だ?



もう、夜中の2時だ…