はあ。 なんか。 「もう、だりい。」 「大丈夫?少し寝たら?」 愁がそう言うのを聞いたけど、返事をする気にもならない。 俺、今何が楽しくて生きてんだろ。 「…また、真っ暗だ。」 はは、と乾いた笑いが出て、あの日のことを思い出した。