「もしかして……」 珀は俺をみた 俺がチラッと或都をみると 或都は頷いた 「俺は龍雅組組長、龍雅玖音。元黒猫総長だ」 「……浬音ちゃんの‥お兄さんて、こと?」 「あぁ」 珀の顔は… 悲しみの色に変わった 「そっか…君が‥」 「浬音と…知り合いだったのか?」 「…えぇ」 「なぜ、浬音と知り合った」 珀は少しだけ 微笑んだ