いつになるかは 分からないが 必ず見つける 黒猫は 庵もいなければ 黒猫ではない 「庵さん、見つかりますよね‥」 「大丈夫だ」 俺はリオンの手を握る リオンは少し照れながらも 握りかえしてくれた その頃… 或都は俺達を見ながら 呆れながらも クスクス笑っていた