「或都と2人で、子猫のケガの手当てをしてくれ」


「手当て、ですか?」


「あぁ。幹部も無傷ではないだろうからな……」



リオンは小さく


頷いた



「手当てが終わり次第、僕も龍雅永久を捜します」


「分かった」



俺は


リオンに背を向け


歩き出す



……父さん


この戦いも貴方の中では


シナリオの一部ですか?