「(待ち合わせの時間まであと20分か~。座って待ってようかな)」


そんなことを思いながら、駅の真ん前にある時計台のしたに座った。


座りながら、このこと誰のもバレないことを祈っていた。


だって、バレたら大変だもんね。


「ねぇ、君1人?一緒に遊ばない?」


そんなことを思っていると、声を掛けて来た男の人たち。


「(えっ…何?)」


そう思って顔を男の人たちの方へと向けた。



「おっ、可愛いじゃん」


「暇してんでしょ?俺たちと遊ぼーぜ」


「えっ、あの、人と待ち合わせしてるので…」


「そんなヤツいねぇーじゃん。いいから行こうぜ」