「とりあえず…もし毎日こんなペースだったら、俺死ぬよマジ」

「俺もや(笑)」

プッと笑い合い、俺達は講堂に着いた。

「デケェな…流石金持ち校…」

見上げたそこは、今まで俺が見てきた講堂の何倍もデカい。

「……そ、そんな金持ち学校に、近いからいう理由で来たんは誰やねん…(笑)」

「「えぇっ!?」」

竜馬!?
覚醒のお時間でちゅか!?

「江川、大丈夫か!?てか喋れるかぁ!?」

「いや克…今、喋ってただろ。いやまさかこれは…虫の知らせという奴なのでは…?竜馬の幻聴的な物が聞こえただけなのでは…?」

「食い過ぎくらいで、あっちの世界に飛ばさんで欲しいわ」

「アッチ!?」

まさか竜馬にそんな趣味が!?
いや、でもこんな俺と友達になってくれたんだ…
もし竜馬がアッチの人でも、俺は普通で居られる自信はある。