たわいない話をしていたら、
ガチャッ
「遅れてすいませえんん!」
理事長室の戸が開いた。
現れたのはいかにも女好きって感じのチャラチャラした男。
黒髪に金のメッシュが入ってる。あぁ、ブリーチしてんのか。
「高瀬くん、キミスクワット20回ね」
「ええ〜?何でえ?」
間延びする声で不思議がりながらも、下唇を出しながらスクワットしだすチャラ男。
「この人は高瀬 碧(タカセ アオイ)くんです。では、揃ったので用件を言います」
「ちょお、村山田ちゃんん〜手厳しいよお。俺にちゃんと紹介させてえ」
「んー…キミはやたら間延びする喋り方がうるさいので、嫌です」
「やっぱ手厳しい〜。あ、スクワット終わったよお」
疲れたあ、とか言いながら、高瀬くんは皐月の右隣りに座った。



