とある男子校のバカ過ぎる日常


やまのやまおがどーしたんだよ。

何なんだよ、やまのやまおって。

「君…今何て言った?」

ゴゴゴゴッ…って音が聞こえる気がするのは、気のせいか…?

「いや、風児から言えって言われ…」

ギロッ

「ひい!!」

また!?

次はダーツの矢じゃなく、鋭い眼光が飛んで来た。

「ふふふっ!!あっははは!!シュウ、やられたわね〜」

急に笑い出した龍美さん。
何事!?

「そうですね。ダーツの矢はこちら目掛けて飛んで来たわけですし…ミス…ということになります」

「えぇ!?」

み、三上さん!?
何言ってんの!?

「ちっ……。そういうことか。まったく…龍美さんってば…」

はぁ、と呆れたようにため息を吐くシュウさん。

…で、さ。