「里崎さぁん…学の1万、納めてください…」
「え?あれ。もう帰っちゃったんだ、あの子。ていうか、お金いいよ」
「学が置いとくっつったんで…。絶対受け取れないって言うなら…次学が来たとき返してください…」
「湊爽緒くん、テンションだだ下がりだね…」
わかった。預かっとく、と言い、里崎さんは1万を持っていった。
あ、時定にメール…
俺は学に言われた通り、時定に『なぜか皆、酒で潰れてます』とメールした。
キレるかな。
「湊爽緒、俺も帰らせて貰うわ」
「ん?あぁ…克」
シラフじゃないがザルだった克くん。
「連絡したら、時定が後始末してくれるし、気にせんと湊爽緒も良いとき帰ったほうがええで」
「うーい。お疲れ」
またな、と克も出てった。



