「つーかさ、学も隣来いよ。何端っこで突っ立ってんだよ」
「湊爽緒のくせに指示すんな」
「うわ…でた、上から発言」
「………。キレさせてぇのか」
「はっ…何かさ、俺、全然恐くなくなったわー!だってさ、学良い奴じゃん」
「………。相当キレさせてーよーだな、てめぇは」
青筋立て始めた学を、なんとなく余裕で眺められるようになった俺。
なんか…うん。
学の場合、口で言うほどムカついてねーよな。
うん。
「まぁまぁ、いーじゃん。座って、んで、話そーぜ」
「ちっ…」
学は舌打ちしつつ、カウンターの俺の横に腰掛けた。
「ふふっ…仲良いんだね」
「そーなんですよ!」
「そんなんじゃないっすよ。こいつがうぜぇから、仕方なく相手してやるんすよ」
…素直じゃねぇな、学は(笑)



