とある男子校のバカ過ぎる日常


沼田…

思わずその名前に顔を歪めた。

「あいつが敵との連絡に使ってたパソコンが見つかったんだ。それで…中のデータ復活させたら、あの日に向けての計画が何度もメールで確認されていた。…正直、後で見ても背筋がぞっとしたよ」

はは、と雅也先輩の乾いた笑いが耳に入る。

「それから…仲間に事情を説明した。…皆が皆、酷い顔して…ここにいない学に謝ってた。…すごく、後悔してた。俺も含めて…。仲間は『どうしてあのとき、一方的に学を責めたんだろう』って……」

時間は経っているのに、まだ皆の顔が鮮明に浮かんでくる。

想像出来る。あいつらの、悔しそうな、泣きそうな…苦しそうな、面。