「しん…じつ…?」
「はい。…赤碕 学のことで」
俺のこの一言に、雅也さんは目を見開き、
「!!っ学!?学を知ってるんですか!?…っつ……」
大声を出して身を捻ったので、傷の痛みに顔を歪めた。
「大丈夫ですか!?…ちょっと…落ち着いて…横になってください」
俺は雅也さんに近づき、そっと肩を押してベッドに身体を戻した。
「すいませ……でも、学の…名前を…」
「はい。あの…俺の、友達…貴方を助けたのが、その…学なんです」
「え…………。ま、学…が?」
「はい。悲鳴が聞こえたんで、俺が気になるっつって、貴方達を見つけて…それから…あいつが片っ端から倒したんですよ」



