だけど、動かすのは無理だな。
救急車を呼ぶ為、携帯を取り出した。
…あ、けど、この惨状は見せられねぇよな…(汗)
警察沙汰になりそうだし…
俺は公園に転がる数人の男達にため息を吐いた。
あ、そうだ。
「おい!今から警察呼ぶから、意識ある奴仲間運んで消えたほうがいいぞー」
これでどうだ。
むくっ
あ、2人起きた。
「お、覚えてろよ!」
「次こそボコボコにしてやる!」
2人は仲間をずるずる引っ張り、去って行った。
あれ、案外ダサかったな。
…まぁ警察呼ぶとか嘘だけど。
だって必要なの警察じゃなくて救急車だし。
それからすぐに救急車を呼び、女の子の元へ向かった。
茂みの中でうずくまっていた彼女に声をかけると、
「大丈夫…?」
酷くびくっとし、腫れた目でこちらを見た。



