とある男子校のバカ過ぎる日常


「………………」

あ、ど、どうしよう。
地響きが聞こえる気がする(泣)

「…タッちゃん、ねぇ。キミ、締め上げられたいの?」

「っ、とっ…きさ…だっ!!も、もう…締めとるっ…(泣)」

すげぇ。
竜馬が浮いてる。
竜馬のほうが重いだろうに…時定って、めっちゃマッチョなんじゃ…!?

てか、顔が怖ぇんだって!!
時定、人殺しになるって!!

「時定っ!!そこら辺で、腹の虫をどうにか…!!」

俺は竜馬の襟元を持つ時定の手を離させようとする。

「腹の虫?また沸き上がっちゃったんだよ。仕方ないでしょ?」

にこにこ笑うその顔を、俺は…直視出来ねぇ…(泣)