とある男子校のバカ過ぎる日常


「挨拶はしなくても、ボクの話くらい聞いてたよね?頃合い見てボクの話持ち出してくれれば良かったじゃない。ていうかむしろマナブちゃん、ボクの話遮ろうとしてなかった?」

ギロッと鋭い眼光で睨む時定に、

「深読みしてんじゃねーよ、カス」

学も同じように睨み返す。

何この睨みの攻防戦。あ、いや、攻攻戦か(笑)

「ま、まぁまぁ…時定。とりあえずさ、シール集計はし終わったんだよ。だからさ、ま、いいだろ?」

「良くないよ。ミサちゃん。ボクのこの腹の虫はどうすればいいわけ?」

う……うーん…(汗)

「ほじって出す…とか?」

って、何口走ってんだ俺ーっ!!

「ぶふーっ!!き、キモッ…くふふっ(笑)」

「グロ過ぎやろ、それは…ぐははっ…」

「湊爽緒、何や…大丈夫か?」

克っ…そんな憐れなもの見るような顔すんなよっ!!