とある男子校のバカ過ぎる日常


「男の敵や……(泣)」

しくしくと聞こえていた泣き声に、この一言がかすかに混じった。

確かに。
特に、竜馬の。な(笑)

「…カツミは今から数えるとして…シュンは66枚。マナブは87枚だ。ミサオ、お前の分はこれだ」

「えっあぁ。ありがとな、正義!!」

俺は、シールが貼ってある紙を正義から受け取る。

学と舜もめっちゃ貰ってんな…(汗)
つか俺の周り、レベル高ぇ…

「因みに俺は、52枚だ。カンタとサンタは11枚ずつで、マルゾウは7枚だ」

え、エビに竜馬負けたんかよ…っ(笑)

俺は苦笑いを浮かべながら、自分のシールの数を数え始めた。

1…2…めんど…(泣)
にーしーろーはーとー…えーと?×10+にーしー…んん?あれ…