無言で、スッと差し出された竜馬の名札。
『たつぅま』と書かれた横に、キモい融合物体のイラスト。
そして………シールが、5枚。
「「「「「あ。…あぁ」」」」」
皆が…納得した。
「なんやねん5枚て!!そりゃ俺は1番来んの遅なってもーたし…。けどな、それなりにイケメンやったやろ!なんやこの無惨な結果は!!」
悲しみに打ち拉がれている竜馬。
「まぁまぁ。江川はしゃあないて。色々運が無かったんや。ほんまに今日は、運勢最下位や」
グサッ
今、心に矢が刺さる音が聞こえた気がした。
「……そういう林はどうなんや…。お前の運はどんなもんやねん……」
あぁ、憐れ…竜馬。



