「一身上の都合…って、んー…あぁ、キミが関係あるのかな?」
急に物腰が柔らかくなった時定にビクリとした芽衣は、無言でコクコク頷いた。
「…じゃあ、ミサちゃんはパス。他は何?」
パ、パス…俺パスされた…
え、パスって、許されたってことだよな?
保留じゃねぇよな…(汗)
「お、俺は…湊爽緒が教室から飛び出してもーたから…探しとったんや」
「ふーん。探して、見つけて、ここで見守ってたわけ?」
目が…目がギランギランしてる…(泣)
怖ぇよ、時定…(泣)
頷く克に、暫く目をじっと見た後、舜に視線が移った。
克は安堵で息を吐く。
お、お疲れ…(汗)
んでさ、いい加減離れよ、芽衣。
マジで腕の血が止まるわ。
お前の腕力いかほどなわけ。



