「うっせーな。つーか何。バレねーとでも思ったのかよ。バレたくなかったんなら、私生活から気ぃつけとけよな」
「じゃあ…何で言わなかったの…!?」
「は?何を」
「何でもだよ!!そんなに若いのか、とか…何で歳誤魔化して伝えたんだとか…色々あんじゃん!!」
「あぁ…別に。俺そんなの気にしねぇし」
俺の声が、屋上に響き渡る。
「だって、愛し合って、結婚しようってなったんなら、歳とかどーでもいいし。誤魔化してたんだって気づいたときは、父さんが芽衣に何か言ったんだろうって分かってたし。俺、父さんと何十年も暮らしてたんだ。やることなら簡単に分かる」
俺の言葉に、はぁ…と息を吐く音が聞こえた。



