文句言いながらも、アキバ男は自分の席に着いた。

「秋原 ただし(アキハラ タダシ)通称:アキバヲタク。皆からは、縮めて『キバヲ』って呼ばれてんな」

いつもの如く、克が説明してくれた(笑)

「ふーん…キバヲか(汗)」

あだ名のセンスを疑っていると、

「気安くぼくの神聖なる名前を呼ばないでくれるかなぁっ?」

声が飛んできた。

完全に俺を意識している!!

「あー…わりぃ…えっと…」

「天野 湊爽緒くんでしょ。調査済みだよ」

…こ、個人情報ぉおおおお!!

「キバヲはネットに関して天さ「ネ申」……(汗)か、神やからな」

さりげなく自分は『天才』じゃなく『神』だと言ったぁあああ!!
自分は天才の器じゃ収まらないってか??(笑)