「あぁー…せやな。俺の為に来てくれてんからな…。まぁあの子、多分俺の中学んときのファンやと思うねんけど…」
「え!?お前中学んときファンとか居たのか!?」
その発言にビビッたよ!!
「あぁ。まぁ俺の、サッカーファンや。俺、中学MVP取ったことあるから…」
…あぁ…だから、ミサンガとタオルだったのか。
いや、でも…今やってなくねぇか?
中学MVP取るくらい上手かったんなら、今も続けてるはずじゃ…?
「ま、それも…この膝の怪我で無理になってもーたんやけどな」
克はそう言って、自分のスラックスを上げ、俺に膝を見せた。
そこには、くっきりと傷を縫った跡があった。
手術…とかで済むような怪我じゃねぇな…。周りにある程度まで治った擦り傷のような跡が沢山ある。
…事故、か。



