スクッ
「おいそこの笑い上戸と平凡。今すぐ頭を俺の前に突き出せ。脳揺らしてやる」
突然立ち上がったと思ったら、すげぇ形相で指ポキポキ鳴らしてる学が居た。
「……の…No…」
「ぶふっ…の、脳?脳だからNoなの?バカなの?本当はバカなの、湊爽緒…(笑)」
「クソッ…くだらねぇ」
怒る気が失せたのか、学はチッと舌打ちをしながらイスにドカッと座り直した。
「じゃあ次湊爽緒な」
「え、あ、うん」
突然自分の番が来て、少々緊張してしまう俺。
「なんや肩に力入っちょーし。ぷふっ…湊爽緒、すぐ済むから我慢しぃな」
「お、おう…」
なんか悪ぃな…
「おいサボリ魔。変にしろ。究極に変にしろ」
「え、学は怖いなぁ…」
学の言葉に、トゲトゲしさが…(泣)
俺、この言葉の棘に刺されていつか死ぬかも(泣)



