あわあわあわ…
俺と克はその人物を見てあわてふためく。
「んー…そんなあからさまに慌てなくてもいいよ…」
「ぶふっ…時定、この短時間で半端なく恐れられてんじゃない?(笑)」
そう。その人物とは時定です。
てか何で居んだ!?
さっき“着替えといてね”とか言いながら、教室から出てったろ!?
「いやはや、忘れ物しちゃってね。ボクもユニフォーム着なきゃいけないの忘れててさ」
あぁ、なるほど。
自分の分置いてっちゃってたっつーことか。
「あ、キミ達、フウちゃんにちゃんとして貰ってね。顔が売りなんだからさ」
…にこっと笑いながら悪意無く?言う時定に今、凄く虚しい気持ちなったのは何故だろう…(泣)



