とある男子校のバカ過ぎる日常


「今日転校生として来た。天野 湊爽緒、宜しく」

「天野さん…?了解くら!!僕のことは、エビスでも丸蔵でもえびぞりでもえびぞうでも…適当に呼んでーもん!!」

「あ、あぁ…じゃあ…エビ」

「…そうくるかいがら…天野さん…たくろーす…」

…超うざい。
言葉がごちゃごちゃしてて、うぜぇ(笑)

「えびぞりぃ…とりあえず、席つけや」

「…江川さん…あざっすこーん…」

ガタッ

エビは自分の席に座った。

「うし。つーことで天野くんもとい湊爽緒、席あそこな」

「はい」

俺は紀恵に指された場所に向かい、席に座った。

グラウンド側の窓際の後ろから2番目だ。
後ろには、竜馬、右には克。
斜め右には舜が居る。