「で、何処にあるんや!?」
更に克が時定に近づく。
「ふ、普通に、備品倉庫にあるでしょ」
「「それだぁ!!」」
「あ?どれや??」
何かマヌケな声がしたけど、俺達は無視して備品倉庫に急いだ。
場所、知らねぇけど(笑)
「克、場所分かんだよなぁ!?」
「はっ!?あ、あぁ。当たり前やないか。昨日備品倉庫出入りしたしっ!!」
猛ダッシュしながら、俺達は話し合う。
キュキューッ
倉庫に着いた俺達は、急いで戸を開ける。
ガラガラガラッ
「どれだ!?」
「黄色いペンキやで!?」
薄暗い倉庫で見にくい為、俺達はペンキらしき缶を全て外に出した。



