「もろじゃん…もろ…ぷふっ…ぶくくっ…」

腹を抱えて笑い出す舜。

これは一時戻ってこねぇな…。笑いのドツボから(笑)

「…え…枝元…。まぁほっとくか。あぁ…そしたらな、舟に乗っとった俺の頭上から、何や川の水にポチャンて落ちたんや」

…え、もしかして…?

「そしたらな、綺麗なお姉さんが川から現れたんや」

…………それ、あなたが落としたのは金の斧?銀の斧?それとも普通の斧?……とか言われるやつじゃねぇの?

「そしてな『あなたが落としたのは林 克ですか?枝元 舜ですか?それとも天野 湊爽緒ですか?』って言われてん」