とある男子校のバカ過ぎる日常


「んー…アキバちゃん。震えるくらいなら、最初からボクに盾突くのやめればいいのに」

笑顔でそう言う時定は、マジ恐い(汗)

「この世で恐ろしいもの、それは村山田くんと赤碕くんのタブルコンボ…(泣)」

そうブツブツ呟くキバヲ。
確かに、キバヲにとってこの2人は1番恐ろしい相手だろうな(笑)

「さってっとっ!!話逸れちゃったけど、皆早く帰りなよ?んー…じゃ、ボクは失礼するよ」

時定は俺達にそう言い残し、教室を後にした。

「はぁっ…はぁっ…はぁっぁっ…!!」

キバヲは動悸と息切れに苦しんでいるようだ。

どんだけやられてんだよ…(笑)

俺がキバヲに哀れみの視線を送っていると、

「湊爽緒、俺達も帰ろか」

克がそう言って俺を呼んだ。