「これや。時定を怒らせたらあかん言う理由は…(汗)」
「克…」
そうか。
さっき俺が倒れたとき、“準備サボったら時定に罰ゲームくらわされる”とか言ってたな。
…あ、あれか…(汗)
「さ、江川は放っておいてえぇし、湊爽緒は自分のことやりぃな」
「おぅ」
竜馬……
俺は竜馬の亡骸に一輪の花ならぬ1枚のティッシュをおいた。
合掌――…
「死人みたいになってるし…ぶふっ…つーかそのまま教室に置いて帰ろうよ。ぶふっ!!ぶふふっ(笑)」
舜、ツボり過ぎだろ…(笑)
俺は笑いまくる舜と、白目を剥き、滑稽な顔になっている竜馬を交互に見た後、自分のことをし始めた。



