とある男子校のバカ過ぎる日常


中庭に着くと、そこには鹿威しや燈籠、松の木などがあって、和の空気を漂わせていた。

「へー…来たことなかったけど、和風庭園テイストなんだな(笑)」

中庭がこんなとことは。

あ、もしかして…?

辺りを見渡すと、茶道室があった。

「ビンゴッ!」

中庭を眺めながら茶道をするために造られた庭園だな、こりゃ(笑)

下には砂利が敷いてあり、俺は近くにある、オブジェみたいな…ちょっと芸術感漂う石のベンチに座った。

コツンッ

鹿威しがゆったりとした時間を刻んでて、

「古きよき日本は、こんなまったりとした時間を過ごしてたと思うと、羨ましいぜ」

“平安時代に行きてぇ…”

そう一心に思った(笑)