とある男子校のバカ過ぎる日常


「ハハハッまぁオレは気にしちょらんけどな♪」

「〜〜っ、ふ、風児くん…」

あぁー…何かラブラブオーラ?みたいなの見えるんだけど。
一応さー俺も空気は読めるほうだしな。
お邪魔するのもなんだし、だいぶ体調も良いから…出るか。

「さてとっ…んじゃ、俺行きます」

「「え?」」

俺の発言に、ぽかんとする2人。

「まだ寝てないと!!またいつ倒れるか分からないわ?」

「そうじゃそうじゃ。……オレ達に気ぃー遣うんはやめぇ」

風児は少し俺に近付いてきて、小声でそう言った。

ん?あれ、風児気づいてた?(笑)

「まぁー…それもあるけど、ここより外の空気が吸える場所に行きたいっつか…まぁ、そんなとこだから、心配すんな。……な、三浦先生」

ニッと笑うと、風児と三浦先生も心配そうに眉を下げながらも笑ってくれた。