ばっバラすなよ風児っ!!
また変な汗が出てきたよ、お前のせいでっ!!
俺はヤバいと思って、腹辺りにあった掛け布団を、顔辺りまで引っ張り上げた。
「ハナちゃんがメンズと遊んじょーときは、酔っ払ったときや」
「え?」
じゃ、じゃあ…半分あってて半分あってねぇのか…
あの双子、これ聞いたら悔しがるだろうな…(笑)
「ちょっ何の話??私は遊んでなんかないわよ!?」
「ハハハッはいはい。自覚ないんも困るわーちゅうてなー(笑)」
「風児くん!!もうっ!!」
あ。何となくだけど…風児と話してるときの三浦先生って、子供っぽいなぁ…
……もしかして……。もしか、するかもな(笑)
「はい、天野くん。体温測っておいてくれる?」
「あ、はい」
俺は三浦先生から差し出された体温計を受け取り、脇に挟んだ。



