「やから…はい。紙と入れるやつ!!自分で作っといて?」
「おぉ…サンキュー」
「…すまない。ありがとう」
俺達2人は、まだ何も書いてない大きめの紙と、プラスチックの物体を手渡された。
紙に名前を書いて、これに入れて名札が完成、というわけだ。
「…なぁ、ミサオ、どんなデザインにすればいいんだ?」
「え!?デザインとかいんのか!?黒ペンで名前書けばいいだけじゃ…!?」
んな面倒なことすんのかよっ!!
「…一応女子だぞ。やはり可愛い物に目が行くという結果が想定される。だから…可愛くしていたほうが良いだろ」
…何か意外と、正義ってノリノリじゃね?このコンテストに。
めっちゃ上に上がる気満々じゃねぇかよ(笑)



