「おい!!磨緒とか言う奴!!俺かてイケメンやし関西弁バリバリやで?」
ズィッとテーブルから乗り出す竜馬。
自分で言うとか…寂し過ぎだろ…(汗)
「あははー…そっスねー!!」
まさかの、磨緒が嘘笑いしてる(笑)
「せやろー?あ、俺もみさおのツレで、林の師匠でもある、江川 竜馬や!!」
ドーンッと構える竜馬。
いやいや…“林の師匠”という言葉が間違っているのは明らかだろう(笑)
その証拠に、磨緒の顔に…
「(絶対違うっスね。むしろこの人、奴隷並に身分下っスね)」
同情感が漂っていた。
磨緒は案外鋭い奴だからな。
磨緒と竜馬を暫し見て、ふと舜の存在を確認しようと思い、座っている席をチラッと見ると、
「うわっ…マジ美味っ…♪」
モンブランセットを黙々と食べていた(笑)
彼の世界は、自分中心に廻っているのだろう(笑)



