「マスターちわっ!!部活休みだったんで、早く来ちゃいましたっス」
ニィッと里崎さんに笑いながら、磨緒は制服のYシャツのネクタイに指を掛けた。
「元気だねぇー磨緒くん(笑)」
そんな磨緒に微妙な笑いを浮かべている里崎さん。
テンション高い奴だなぁ…(汗)
いつも通りの感じな磨緒を見て少しため息を吐いた。
すると、
「あれ?みさおさん、早いんスねー今日は!!…あれ?そーいや俺も早かったっスね(笑)」
磨緒が俺に気付き、近付いて来た。
いやいやいや、カフェの制服着て来いよ早く!!
厄介な奴が増えて、友達の輪が広がるのは避けたいんだよ!!
「んー?にゅーなうえいたーかいな?」
磨緒を見て、わけ分からん言葉を作りだす竜馬。
ニューなウエイターってなんだよ。
てか、別にバイトに入っただけだろ(笑)



