「優衣がなにを抱えているかは、今は言うときじゃないし、俺も言わねぇ。」 「……。」 「とりあえず、今回の件は謝っとけよ。」 「はい。話に付き合ってくださり、ありがとうございます。失礼しました。」 そう言って、俺は理事長室をあとにした。 [優人side〜終〜]