私はみんなの方を見ると、みんな唖然として私を見ていた。



「何?」



「いや…別に。」



「そう。じゃあ、宴会するか。」



「「「「うおおおぉぉおお!!!!」」」」



私の言葉が合図となって下っ端達は飲みだした。



てか、さっきの雄叫びいらなくない?



そう思いながらも私はまた総長専用のイスに座った。


――――――――――


「優衣、言葉使いや性格が記憶がなくなる前に全部戻っちゃったね。」



「俺は今の方がいいと思うよ?そっちの方が優衣らしいし。」



光樹の言葉にそうだな、とみんなうんうんと頷いた。


優衣はみんながそんなことを言っていたなんて一生知ることはないだろう。